受験に対する不安と集中力について｜相模原、町田の大学 受験学習塾・予備校 MARCH以上・早慶首都大志望なら

センター試験まで残すところ3カ月をきりました。受験が近づくにつれて不安や緊張、焦りが生じ、勉強に集中できない。そんな悩みを抱える人が増えてくるのがこの時期と言えるでしょう。

しかし、それは受験を真剣に考える人であればあたりまえのことです。大学受験という人生の大きなターニングポイントとなるイベントにおいて、このようなことと無関係に受験勉強をこなせるのは一部の人だけでしょう。そこでまず、受験生が陥りがちな負の連鎖反応について紹介します。

・受験生が陥る負の連鎖反応
受験が近づく→不安になる→集中力の低下→成績が上がらない→やる気の低下→
勉強をやめる、逃げ出す→志望校不合格

上記に示したのが最悪のパターンです。そしてこれは、自分自身の心がもたらす自滅とも言える現象です。そこで、このような状況に陥らないための対処法を紹介します。

step1：不安の根源を把握する
まず、不安を解消するには「その不安がどこから来るのか」を考えることが重要です。考えてみると、そうです、受験から来ます。さらに言うなら、自分は受かるのか、ということから来る不安です。

Step2：とにかく量をこなす
では、どう対処するかですが、手っ取り早い方法があります。それは、絶対に受かる自信をつけることです。絶対に受かる、と思えるようになれば、不安自体は0にはなりませんが、かなり軽減されるでしょう。なので、受験に対する不安を解消するためには勉強して下さい。勉強しまくって下さい。また、こなした量だけ自分の自信につながります。

Step3:合格に向けてのサクセスストーリーを作る
これはイメージするのではなく実際に紙に書くことが重要です。しかも合格するためには何をどう勉強するかなどを具体的に、なるべく詳しく書いて下さい。こうすることで、今の自分は何をすべきか、何が足りないかを再確認することができます。成功のイメージは不安の解消、モチベーションアップにつながります。

・よくありがちな勘違い
受験生の中には、不安を解消するために、カラオケをする、ショッピングに行くなど何か勉強とは違うことをする人がよくいるでしょう。これは、気分転換をするという点では良いことです。しかし、それによって受験に対する不安の根源を取り除けるでしょうか。答えは NOです。受験に対する不安というものは勉強で解消するしかないでしょう。

・集中力を高める方法
ここで、集中力を高める方法についてもいくつか紹介しておきます。

1. 時間を短く区切る
人の集中力の限界は90分が限界といわれています。そのため大学の講義なども90分1コマで区切られています。だらだらと長い時間勉強するよりも、ストップウォッチなどで時間を区切り、決められた時間集中して勉強するほうが効率的に良いといえるでしょう。また、休憩時間とのメリハリをつけることも大切です。

2. ついついやってしまうことの把握と禁止令
勉強時間の妨げとなるついついやってしまうこと把握し、書き出してみましょう。そして、自分自身に禁止令を出しやるべきこと以外はやらない。そんな強い意志が集中力を生みます。最初は難しいかもしれませんが次第にそれが当たり前になり、習慣として身に付きます。意志の強さに自信のない人は、周りの人(家族など)と協力しながらやってみて下さい。次第に出来るようになるはずです。

3．リラックスする
人には集中したければしたいほど、しなければならないと思うほど、体に無駄な力が入り集中できなくなるものです(努力逆転の法則)。こうなってしまうと勉強の効率自体が悪くなってしまいます。勉強中は適度にリラックスを心掛けましょう。

4. その他の方法
上記の他には勉強する部屋の温度を涼しいと感じるくらいに設定する。手や足を動かす(一人で勉強しているときは貧乏ゆすりもOK、集中を高めます)、6時間以上の睡眠をとる(脳の状態を整えるため)などがあります。

・最後に言いたいこと
ただ漠然と不安を感じそのまま何も行動を起こさない。このことが受験に対する不安をより大きくします。そして、不安や焦りに負け負の連鎖反応に陥るのです。はっきり言いま
しょう。不安を感じるのは当たり前。それを解消するには勉強しろ。それしかないのです。
合格という栄光や、楽しい大学生活は、不安や焦りに打ち勝ち、諦めず最後まで勉強ができた人が掴み取るものです。そして、こういった苦しい経験が今後の人生に必ず生きてくるはずです。