英語の学力伸長は直前の11月
松丸 宗生くん(麻溝台高校)
【大学合格校】
法政大学理工学部
【英語】
僕は中学の時から英語が苦手で、高校でも苦手なまま受験勉強に突入してしまいました。
よく「勉強をやるとある日を境にわかってくるようになる」と言われますが、僕がそれを実感したのは11月の終わり頃でした。
何をすればわかるようになるのかはわかりません、しかし僕自身は300程度の長文の問題集と構文のテキストを3周し、センターの過去問を20年分解きました。
受験勉強で大事なのはやはり、いかに量を積んだかに限ると思います。
特に英語などは何度も長文を読み込むうちに、読み方や表現の仕方、作者が何を伝えたいのかわかるようになり、また何度も文法問題を解くと問題の型がわかってきます。
あとは単語は早い時期にとりあえず1周はすることをしてください。
単語がわかれば長文のおおよその内容はつかめると思います。
長文問題は試験でも配点が高いと思うので、長文問題を得意にできるよう頑張ってください!
【数学】
僕は数学は得意な方だったので、高3の1学期のときには習った範囲での入試問題を解き始めていました。
国公立や早慶の問題などは、始めはわからないと思いますが、わからない度に学校や塾の先生に質問しました。
早めに難しい問題に慣れておくことで、たいていの問題では動じないようになることが出来るようになります。
数学も英語と同じように分量を積むだけ解法も増えていきます。
特に数3を学ぶ人は、微分積分はよく問題を解いてください。
試験範囲が数3を含む場合は殆ど必ず微分積分の問題が1問入るからです。
また、苦手分野のある場合は入試本番までに完璧に無くしてください。意外と自分が苦手な分野が本番で出てきたりします。
【その他】
僕は途中で2科目受験に切り替えたので化学については省略させていただきます。
ただこの2科目受験についてはあまりオススメしません。
なぜなら2科目方式でMARCH以上を受ける場合は、早慶の滑り止めで受けてくる人たちと戦うことになる場合が多いからです。
2科目とも得意であり誰にも負けないというのなら別ですが、片方は得意ではないというのなら必ず3教科で受験した方がいいと思います。
受験勉強で大事なのは夏休みが明けての2学期とセンター後から入試本番までの期間だと思います。
夏休みはたいてい10時間以上勉強すると思いますが、学校が始まると10時間以上やるのは大変になると思います。しかしそこでいかに間を作ったり集中して出来るかが勝負です。
またセンター後の期間もやはり気が抜けてしまう場面があると思いますが、いかに早く立ち直るかが大事です。センターの結果がどうであれそこで切り替えないと入試本番まで引きずってしまうことになりかねません。
最後に、自分の行きたい学校は例えどんなことがあっても諦めないことが1番大事です。
「何としてでも受かってやる」という気持ちが受験勉強では必要になります。