本気の受験勉強で低迷していた成績が急上昇
小塙 涼太くん(麻溝台高校)
【大学合格校】
法政大学 法学部、日本大学 法学部、専修大学 法学部
入塾したのは、1年生の夏でした。やる気がなく成績が振るわない私のことを親が心配して塾に通わせてくれたのです。しかし、私には、やる気がなかったので、2年生になっても、成績は全く上がりませんでした。 英数セミナーは2年生の12月までは、自分の学力に合わせた個別授業なのですが、冬期講習からは集団授業に移ります。講義内容は、受験一色で、やる気を出さなければ、目指す大学に受からないことをようやく自覚することができました。
まず手始めに、塾の授業をとれるだけ取り勉強に慣れるように努力しました。しかし、何から取り組んで良いのかわからず、自宅や塾での自主学習は進みませんでした。
春期講習になると、塾の庄司先生が「春休みに3日間、少なくとも1日10時間の勉強をやらない限り、志望校には合格はできない。」とおっしゃっていました。私は、この言葉を信じて、ただやみくもに、苦手な英語の授業の復習や受験科目の問題集を解いていました。
3年生になってからは、放課後すぐに塾に行き講義が始まる前まで自主学習をしました。しかし、7月の段階で学力向上の見込みが全く見えませんでした。庄司先生は、「英語は、ある一定の量をストックするまで伸びないが、一定量を達すると一気に伸びる。だから、耐え続けるんだ。」この言葉が、あったので私は諦めませんでした。
夏休みからは、朝6時から夜の10時まで16時間体制で勉強を続けました。そのせいか、夏休みが終わる頃には、少しずつ試験問題を解く力を実感できるようになりました。
しかし、11月になっても、まだまだ目指す大学の合格基準に学力が届かず、このまま勉強しても合格できるのだろうかと不安になりましたが、自分を信じて、庄司先生の指導のもとで、勉強し続けました。
冬期講習が終わったあと、再度、自分の学力を見直して、目指していた大学にこだわらず、オープンキャンパスなどで見学して、自分が学ぶために行きたいと思った大学の中から複数選んで受験校を決めました。
受験生の皆さんに伝えたい志望校への合格に近づくための秘訣は、私のように何をやって良いかわからない場合、受験のプロである塾の先生の指導を信じてやってみる。そこから、先生と相談しながら自分にあった勉強方法を実践する。次に、目標を高くする。自分の力を信じて、ぎりぎりまで目標を目指す努力をすることが、結果として学力向上につながるのではないかと思います。
振り返ってみれば、やる気のない落ちこぼれだった1年前から、目標に向かって努力してきたことで、自分が学びたい大学に合格できたのではないかと思います。
最後に、自分のためにたくさんの支援してくださった塾の先生と家族に感謝しています。ありがとうございました。