英語の学力はまさに継続できるかによる
千葉 直哉くん(麻溝台高校)
【大学合格校】
成蹊大学・理工学部
【英語】
英語は長文がとても重要で、そのための基礎知識として文法や熟語が必要になってくるということが終わってみて実感しました。しかし単語や文法や熟語はいくらやっても絶対に忘れてしまいます。その時に必要だったのは類推する力でした。この力は何度も何度もめげずに英文を読むことが重要であると思いました。しばらくサボってしまえば読解能力の低下が目に見えてわかりました。継続が最も重要なのは科目だと思うので頑張ってください!
【数学】
僕は高校3年間でほとんど学校の授業を受けてこなかったのでものすごく苦労しました。0からのスタートで本当になにもわからなかったので、初歩的な問題集を買い、わからなくなったら友達や塾、学校など利用できるものはすべて使いました。分からないことを聞くのは恥ずかしいかもしれせんが、落ちることに比べたらなんでもないので聞きましょう。数学3は最初は難しいですが大学入試においてある程度同じパターンの問題しか出ないので応用力はそこまで必要ありません。
数学は才能と思われがちですが、努力でもカバーできるので努力してください。
【化学】
理論化学は計算自体は数学に比べて簡単なので、実験の背景などを意識しながら解くといいと思います。計算ミスが命取りとなるので日頃から電卓を使わないのも重要です。無機化学と有機化学においてはほとんどが暗記だと思っています。有機化学が自分にとって一番の後悔になりました。なぜならただ暗記と言っても英単語のように文字の列を覚えるのではなく、絵で覚えなければならないからです。僕はこれがとても苦手で暗記することができませんでした。有機化学は計算と暗記が7:3と言われていますが、実際理論の計算を応用させているだけなので、暗記が一番重要だと思いました。
【その他】
僕は高校で1.2を争う劣等生で、勉強する前は「自分なんて勉強してもどうせできない」と思っていましたし、回りの先生や友達にもそう思われていました。だからひとつだけいいたいのは、自分に天井を作らないでほしいと言うことです。どんな学校に行っていようと学校でどんなにできなくても、勉強すれば意外とどうにかなります。これは高校の授業に1年の1学期についていけなくなって5段階評価の1が4つついていた僕がいっているので間違いないです。僕は11月に入ってからエネルギーが切れてしまいました。それ以降は勉強がてにつかなくなりました。だけどそれまでの頑張りもあり、なんとか許容範囲の学校に入ることができました。最後まで頑張った人は絶対に報われると思います。それを信じて頑張ってください。